日時:2025年(令和7年)8月28日(木) 17:00~19:30
定員:200名
申込締切日:2025年(令和7年)8月24日(日) 24:00 まで
参加費:JEA会員 8,000円 / JEA非会員 10,000円 / 学生・大学院生・研修医 3,000円
お支払い方法:クレジットカードのみ
猛暑につき、クールビスでご参加ください。
※当日参加はできかねます。
高林 正行 先生東京都開業 高林デンタルオフィス東京 院長
近年、マイクロスコープやコーンビームCTの普及、操作性に優れた逆根管充填材料の登場などにより、外科的根管治療は実用的な術式として注目され、臨床における治療選択肢としての有用性が再評価されている。その結果、従来であれば抜歯が選択されていたような症例においても、歯の保存が可能となるケースが増えてきている。
しかしながら、大臼歯における外科的根管治療は、複雑な歯根形態や周囲解剖の制約、術野確保の困難さなどの要因により、依然として高い技術力と戦略的判断が求められる処置である。
本セミナーでは、すでにマイクロサージェリーを用いた外科的根管治療を日常臨床に取り入れている先生方を対象に、大臼歯部へのアプローチに焦点を当て、その成功率を高めるための留意点、術野へのアクセス法、術式上の工夫、ならびに症例選択における判断基準について、多角的に解説する。さらに、実際の臨床症例を提示しながら、術中の判断や“勘どころ”についても具体的に紹介する予定である。
本セッションが、より安全かつ確実な外科的根管治療の実践につながり、患歯の予後向上に寄与する一助となれば幸いである。
牛窪 敏博 先生大阪府開業 U’zデンタルクリニック
歯根端切除術は歯を保存するために必要な処置であり非外科的根管治療の限界を補う部分もある。しかし解剖学的な制約や器具到達性の問題から手術難易度が高くなり、躊躇したり敬遠する事もある。特に上顎第一大臼歯口蓋根へのアプローチはハードルが高く手術介入なく抜根や抜歯を余儀なくされる事も考えられる。そこで本講演では上顎第一大臼歯のパラタルアプローチの注意点と適応症、さらにCBCTと口腔内スキャナーを用いたガイドサージェリーについて整理し、どのように臨床応用すべきか解説させて頂きます。
17:00~17:10 | 大会長開演挨拶 日本大学 武市 収 教授 協賛企業挨拶 トロフィー・ラジオロジー・ジャパン株式会社代表 |
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17:10~18:10 | 高林 正行 先生 ご講演 |
18:10~19:10 | 牛窪 敏博 先生 ご講演 |
19:10~19:30 | 質疑応答 |
19:40~20:40 | ビアパーティ ※サマーセミナー終了後、近くで恒例のビアパーティがございますので、お時間に余裕のある方はぜひご参加ください(無料)。 |
〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
日本大学歯学部 創設百周年記念講堂(本館)