日本文化の根底にある「和」は、食のあり方にも深く息づいています。
素材と素材、甘味と酸味、海と山、主と客。
異なるものが出会い、調和し、一つの世界を生み出す。
それが「和食」であり、そして「和の心」です。
2026年2月、食サミットの舞台は香川県・三豊。
瀬戸内海の穏やかな光、潮の香りと山の息吹、人の手が自然に寄り添いながら続く暮らし。
ここでは、急がず、飾らず、競わず、"和やかさ"が日常の中に息づいています。
三豊は、地理的に自然災害が少なく、かつては塩の生産で豊かさを築いた土地。
しかし、日本が高度経済成長へと駆け抜ける中で、開発の波から取り残され、"忘れられた豊かさ"を静かに守り続けてきました。
派手さよりも静けさを、効率よりも調和を、成長よりも持続を大切にしてきた場所。
その静かな時間の中に、いまの社会が見失いつつある「本当の豊かさ」が確かに息づいているように思います。
今回のサミットでは、以下のようなテーマで対話を行います。
多様な意見や立場を尊重しながら調和を生み出す、静かで深い時間をご一緒できれば幸いです。
"食べること"を通して、人が人を、地域が世界を、心が自然を"和やかに結び直す"こと。
このサミットが、時代の不協和をやわらげ、人と社会の調和を取り戻す静かな対話の場になることを願っています。
| 開催日 | 開催日 | 2026年2月2日(月)9:30〜17:30 受付:9:00〜 |
|---|---|---|
| 会場 | シェノン 〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙202 | |
| 参加費 | 10,000円(税込) | |
| プログラム | 第1部 「光を観せる」と書いて“観光” ― 母なる海からの変革 ― 第2部 「苦汁を飲む ― 潮汐 ―」 ランチ会 第3部 「和やかな手づくりの健康」― 地方だからできる、フレイル予防と食の再生 ― 第4部 「小豆島 ― 気候風土と地政学」食がつなぐ、“和やかさ”という力 第5部 現代を生き抜くための「動く哲学」 第6部 「うどん県、立ち上がれ:伝統と健康の再構築」 懇親会ディナー(18:00〜21:00) | |
| 企画 | SARL PASSION 松嶋啓介 株式会社umari 古田秘馬 | |
| 運営 | 株式会社lTreat |
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第1回 三豊食サミット事務局
株式会社ITreat
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